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「一畑電車」のフリー乗車券で楽しむ車窓の風景
松江市と出雲市をつなぐローカル鉄道「一畑電車」。
地元では「ばたでん」の愛称で親しまれ、のどかな宍道湖や島根半島の野山の四季の風景を眺めながらのんびり走るローカル線にとてもお得な切符があります。
1,600円(大人)/800円(小人)
有効期間販売当日のみ!
一畑電車全区間乗降自由!
一畑電車の走る地元に住みながらはじめての購入です。
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切符はデザインもレトロで、和紙を少し硬くしたような独特の良い質感(^^)
観光でお越しの方には出雲路の旅の良い思い出の品にもなると思います。
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一畑電車フリー乗車券の販売場所は、出雲大社前駅、電鉄出雲市駅、川跡駅、雲州平田駅、松江しんじ湖温泉駅の有人駅。
無人駅から乗車しても、有人駅で降りて購入することができますので、どの駅からでも乗車整理券を取り、列車に乗り込めばオッケーです。
今回は、地元の一畑口駅から乗車しました。
一畑口駅は無人駅ですが、駐車場の数が多いのでオススメですよ。電車を利用される方は駐車料金が無料です。
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6時11分に一畑口駅発の始発に乗り込みます。
まだあたりが暗いホームに滑り込む列車のライトが、全国的にも珍しい平地のスイッチバックの交差する線路を照らし素敵です。
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列車に乗り込むと、始発という事もあり貸し切り!
煌々と輝く列車の車内に私一人を乗せて出発です。都会では絶対にあり得ない光景です。
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最初の目的地の秋鹿町駅。
ここからの朝のひと時は格別で、ホームからは宍道湖が遮るものなく見渡せ、気象条件が良ければ鳥取県の名峰 大山 を見ることができます。
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列車を降りると、少し明るくなった空の向こうにはなんと!大山がシルエットで浮かび上がっていたので電車と一緒にパシャリ!
宍道湖は夕日が有名ですが、朝日の昇る宍道湖も絶景です(^^)
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しばらくすると、太陽が登ってきました。大山と宍道湖、これぞ出雲路の朝です!
特に澄んだ空気の朝は最高の情景になりますが、ポッと来ていつもこのような景色が見れるわけではありません。しかし、とりあえず「一畑電車フリー乗車券」を買い、朝一の列車に乗り込んで日の出時刻に合わせて途中下車すれば、素敵な情景に出会える確率も上がります。
フリー乗車券、魅力的ですよね!
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この写真は秋鹿町駅から津ノ森駅間の車窓から撮りました。
この区間の車窓からは、宍道湖がスッキリと見れますので乗車の際は窓際がオススメですよ。
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こちらの写真は、鉄道好きの知り合いが「布崎駅〜雲州平田駅間の船川架橋の途中の電柱に、独特の書体で書かれた文字がある」と言っていたので、狙って撮ってみたものです。
こういった一枚も電車の車窓からしか撮れないのでちょっと達成感です(^^)
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川跡駅まで来たら、出雲大社方面に向かうためにここで大社線に乗り換えます。
川跡駅にはレトロな感じの列車がいました。
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川跡駅で乗り換えしばらく走ると、田園風景の中に出雲ドームが現れました。
出雲ドームは、日本最大の木造建築として平成4年4月にオープンして、高さ48.9mのドーム状のアーチは、米国から輸入した約2,000本の集成材で構成されているそうです。
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粟津稲生神社の鳥居。
朱塗りの鳥居25基の参道を電車が横切る不思議な景観で、鉄道ファンの撮影スポットとして有名ですが、電車の車窓から鳥居を撮る場合は列車が鳥居の前をかなりのスピードで走り抜けるので、明るいレンズでシャッター速度を上げて撮らないと失敗します。
この写真は、実は行きの列車で鳥居が流れて帰りの列車でリベンジした写真です(^^;;
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終点の出雲大社前駅には、オレンジ色のレトロな「デハニ50形」が展示されています。
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「デハニ50形」は1928年に竣工した電車で、現在は営業運転はされていませんが現存する「電車」としては「日本最古級」の車両になるそうです!出雲大社前駅に展示の52号車の製造は昭和3(1928)年と非常に古い車両で、車内には木材がふんだんに使用されていました。
デハニ50形の車内は、自由に中を見学することができるので、是非立ち寄ってみてください。
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そして、帰りの列車はちょっと変わったベンチの列車でした。
どうも一畑電車は各列車ごとに利用者が楽しめるようにと、いろいろと趣向を凝らしてあるようです。
記事中では一畑電車沿線の素敵な風景も趣向を凝らした列車もほんの一部しか載せられないので、一畑電車に乗ってみたいと思われたなら、是非!「一畑電車フリー乗車券」を購入して、思いっきり乗り倒して、一畑電車沿線を楽しんでみてください。
素敵な出雲路の思い出になると思います(^^)
- 住所
- 〒691-0001 島根県出雲市平田町2226
- 公式サイト
- https://www.ichibata.co.jp/railway/
- 駐車場
- あり