
新しい!歴史深いお寺でマルシェイベント「雲樹寺」
島根県安来市にある「雲樹寺」は700年もの長い歴史を持つお寺です。
境内は広く、国の重要文化財である「四脚門」、日本に現存する中では最古の「高麗梵鐘」、「子授け観音」や「酒断ち地蔵」、「方丈池」などが並び、四季折々の景観など見どころが多い場所です。
5月末、第6回目のナイトマーケットが開催されるとのことで、お邪魔してきました♩
いろんなイベントを企画されている住職さんによると「県外に出ていかれる方が多い中で、こんなところがあったな〜と思い出してほしい」との熱い思いがありました。
雲樹寺について
瑞塔山雲樹寺は、狐峰覚明禅師によって創建されました。
後醍醐天皇より下賜された「天長雲樹興聖禅寺」が名前の由来で、山門の正面上には直筆と伝わる額があります。
ツツジやサツキが時期になると綺麗に咲き誇ることからツツジ寺、サツキ寺などの異名もあります。

広い駐車場があるので安心して停められます。

手水舎には立派な龍の彫刻。この日は可愛らしい浮き玉が浮かんでいました。
椿などの季節の花が浮かんでいる日もあるので、見かけた日はラッキーかも!

雲樹寺の正式な入り口となる山門。門扉がないのは広く人々を受け入れるためだそうです。
もみじに囲まれた場所で、紅葉したら綺麗なんだろうな〜!と秋にも期待が高まります。

山門をくぐると左手に見えてくる方丈池。梅雨ごろから夏には蓮が咲きます。
方丈池の真ん中には薬師堂があり、観音菩薩さまや文殊菩薩さまの他に地蔵菩薩さまがお祀りされています。


こちらはお釈迦様の祀られたお堂で、ぜひ合掌してほしい場所だそう。

仏殿の中の天井には、祝融の災いを逸らすべく描かれた龍の画がありました。大きくて迫力があります!

住職さんは色々お話をしてくださる親しみのある方でした。御朱印も書いていただきました。
ナイトマーケットの始まり

16時から始まったナイトマーケットは、始まる前からたくさんの人で溢れていました。
お寺の中に50店舗を超えるお店が並んでいて、見たことのない光景にワクワクしました♩

普段は閉まっている本堂もこの日は開放していて、本堂の中にもずらっとお店が並んでいます。
親しみある地元のお店や、今まで気になっていたお店、初めて見るお店が集合していて、見て回るだけでも楽しすぎました。
本堂の中で食べることもできるので、ついつい買ってしまったいろんなものをお寺の雰囲気を楽しみながらいただけるのも楽しいですね!
ナイトマーケットは20時まで開催されました。


本堂の周りはぐるっと庭園になっていて美しい景観にうっとり。
4月〜6月ごろには、ツツジやサツキが次々と咲きます。

ハート型の障子も発見!フォトジェニックですね。

開山堂へと続く回廊。開山堂は雲樹寺を開いた孤峰覚明禅師のためのお堂で、後醍醐天皇と後村上天皇、重要文化財である日本最古の朝鮮鐘も祀られています。
普段は有料拝観となるこの場所も、ナイトマーケットを楽しむと同時に拝観できてとても良かったです。
次回のナイトマーケットは、9月に開催される予定だそうです。
ほかにも気になるイベントをいろいろ企画しているそうなので、ぜひ足を運んでみてくださいね♩
- 住所
- 住所
- 島根県安来市清井町281
- 営業時間
- 営業時間
- 【ご参拝・ご祈祷受付時間】8:30~17:00(年末年始・お盆を除く)
- 定休日
- 定休日
- なし
- 電話番号
- 電話番号
- 0854-22-2875
- 公式サイト
- 公式サイト
- https://unjuji.com/
- 駐車場
- 駐車場
- あり