山陰まんなか観光局

ココビトの綴り 山陰まんなかアンバサダーが綴る 届けたいココへの思い San`in Mannaka Tourism Bureau presents [COCOBITO no TSUDURI]
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自転車乗りが教えるサイクルトレイン平田〜出雲旅(前編)

みなさん、自転車はお好きですか?
山陰というと「車社会」「どこへ行くにも車が必要」と思う方も多いかもしれませんが、山陰の旅は車で現地へ向かい、自転車を使って周辺を散策するのも楽しいですよ。
なんといっても、見られるものが増える!現地の風を感じることができる!
駐車場のない施設や、車だと入りづらい細い路地だって自由に気軽に行くことができます。

ということで今回は、島根県出雲市平田を自転車で巡る旅を、前編と後編で分けてご紹介いたします。

(本記事の取材日が4月1日以前のため記事中でヘルメットを着用しておりませんが、現在は年齢問わずヘルメット着用努力義務となっております)

平田は島根半島に位置し、北には日本海、南には宍道湖があり、絶景を楽しめるスポットがたくさんあります。

平田駅から車で10分の河下町の砂浜



また、平田は出雲大社と松江城の中間地点にある町です。
出雲大社や松江城へ行ったことのある方は、ぜひ平田も訪れてみてください!

出雲大社と松江城を結ぶ私鉄「一畑電車」は、自転車をそのまま乗せることもできてとっても便利です。
各地にレンタサイクルもありますが、電車に自転車を乗せて移動していくと、さらに行動範囲が広がっておもしろいですよ♬

電車の中にそのまま自転車を持ち込めます。(持込み料・片道320円)



おすすめのサイクリングルート(平田木綿街道、出雲大社)

雲州平田駅から自転車で木綿街道を散策して、自転車も一緒に一畑電車に乗って出雲大社前駅まで向かい、出雲大社周辺を自転車で散策したあと、再度一畑電車に乗って雲州平田駅まで戻るルートです。
所要時間は、3時間~5時間です。

雲州平田駅

  ↓   ・・・自転車で5分

平田木綿街道(50分)

  ↓   ・・・自転車で5分

雲州平田駅

  ↓   ・・・一畑電車(30分)

出雲大社前駅
出雲大社(1時間~3時間)

  ↓   ・・・一畑電車(30分)

雲州平田駅




さぁ、細かく見ていきましょう。

おすすめサイクリングルート(平田木綿街道、出雲大社)

まず、雲州平田駅に着いたら「駅西側有料駐車場」に車を停めましょう。

一畑電車を利用することで、駐車料が無料になります。(駅窓口で駐車券をご提示ください)

車を置いたら、雲州平田駅から自転車で平田木綿街道へ向かいます。駅から木綿街道は5分程度と近いですよ!

平田木綿街道

平田は宍道湖の水上交通を活かして、江戸時代~明治時代に雲州平田木綿の生産地として栄えました。
白壁の土蔵や、塗り壁造りの町屋など、レトロな雰囲気の街並みを楽しむことができるだけでなく、醤油屋、酒蔵、レストランなどいろんなお店も立ち並びます。
來間屋生姜糖の本店もここにあるんですよ。

国登録有形文化財「本石橋邸」

国の登録有形文化財である「本石橋邸」は、木綿街道を代表する見どころ。
江戸時代(1750年頃)に建てられた、木綿街道で一番古い、当時の地主の家です。
茶室や座敷と庭園が調和した出雲地方独特の様式の建物で、10畳の奥座敷は松江藩主も利用した豪華な内装です。

本石橋邸
住所
島根県出雲市平田町841
営業時間
9:00~17:00
定休日
火曜日(祝日の場合は翌平日)
電話番号
0853-62-2631(出雲市立木綿街道交流館)
駐車場
あり(5台程度)
※データ・写真など上記情報は記事作成時点のものです。
※臨時休業や営業時間の変更の可能性がありますので、お出かけの際は、最新情報はお店の公式HPや公式SNS、直接店舗にお電話ご確認ください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、施設へお出かけの際は、鳥取県・島根県や各自治体が発表する最新情報、要請などをご確認のうえ、手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保など基本的な感染防止対策(新しい旅のエチケット)を徹底していただくようお願いします。

3rd Barrel Brewery(サードバレルブリュワリー)

店員さんとの会話も楽しい!

日本酒の酒蔵や、醤油の醸造所もある木綿街道に、ビールの醸造所ができました!

出雲の水で仕込んだ麦を丁寧に醸造した、こだわりのクラフトビールが楽しめます。

ラベルもお洒落。お店もお洒落。
爽やか、マイルド、フルーティー、キレ、苦み!あなたのお好みの味は何ですか?
自分の好きな銘柄を見つけるのも楽しいですよ♬
今回は「麦酒劇場 生ビールショー」というヘイジーIPAの缶を買って帰りました。

(自転車での飲酒運転は法律で禁じられていますのでご注意ください)

お洒落な醸造所
3rd Barrel Brewery
住所
島根県出雲市平田町片原町812
営業時間
平日13:00〜17:00、土日10:00〜17:00
定休日
お店のカレンダーによる
公式サイト
https://3rdbarrelbrewery.com/
※データ・写真など上記情報は記事作成時点のものです。
※臨時休業や営業時間の変更の可能性がありますので、お出かけの際は、最新情報はお店の公式HPや公式SNS、直接店舗にお電話ご確認ください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、施設へお出かけの際は、鳥取県・島根県や各自治体が発表する最新情報、要請などをご確認のうえ、手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保など基本的な感染防止対策(新しい旅のエチケット)を徹底していただくようお願いします。



木綿街道、ほかにも…

平田木綿街道には、他にも散策したいところが沢山あります。

レトロな雰囲気です。のれんに描かれた「MOMENKAIDO」の文字がお洒落。
穏やかな時間が流れます。
「古民家宿 NIPPONIA出雲平田 木綿街道」は、町の造り酒屋だった建物を趣そのままに宿泊施設にしています。
自転車スタンドが木製で、街の景観に合っていますね!

お気に入りの場所を見つけてみてくださいね(^^)

雲州平田駅に戻って一畑電車へ

さて、木綿街道を満喫したら、雲州平田駅から一畑電車に乗って出雲大社を目指しましょう。
駐車場に停めた車には、もう少しお留守番してもらいます。

雲州平田駅に着きました。
改札は自転車を押して通ります。
ホームで待ちます。
しまねっこ電車がきました!
椅子にしまねっこも座っています♫

電車も車もない江戸時代では、松江城から出雲大社参りをする際に平田で一泊したといわれています。
そんな時代に思いを馳せ、一畑電車に乗り込みましょう。

車窓からの景色



旅の続きは後編にてお送りします。
後編では、出雲大社駅で下車して出雲大社周辺を自転車で散策し、再度雲州平田駅まで戻ります。

圏域の観光情報はコチラ
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島根県奥出雲在住サイクリスト・小倉さくら/カラダを動かしながら眺める景色は最高!山陰の奥深い歴史と、豊かな自然のまんなかを旅する38歳です。
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