鳥取県には米子の奥座敷と呼ばれる山陰有数の皆生温泉があります。
こじんまりとした温泉街のイメージですが、最近は面白い施設やカフェが増えてきているので紹介していきたいと思います！

新鮮な野菜を使った美味しい料理やワインのお店「fado」

まず最初に紹介するのは皆生市民プールそばにできた「fado」。
まだまだ穴場感のある、ハンドメイド雑貨や観葉植物を扱っているカフェです。なかなか皆生温泉エリアに行く機会がないのですが、米子エリアほど混雑していないので、落ち着いてランチするにはピッタリです！

店内は観葉植物が多く、色調も落ち着いた雰囲気です。

ランチはどれもおススメですが、今回はいろんな総菜を楽しめるfadoランチをチョイスしてみました！

fadoランチは美味しい物を少しずつワンプレートに盛り付けているので、たくさんの食材を楽しめます！

ランチだけでなくデザートもオススメです。
シフォンケーキは無添加でしっとりフワフワ！

バスクチーズケーキは舌触りが滑らかでコクがあるのに後味スッキリ。

ちょっとしたティータイムの利用にもぴったりです。

また、金・土はディナーもしており、オーナーおすすめのワインと共に食事を楽しむことができます。

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体験型観光施設　結・Musubi

ランチの後は、山陰の伝統工芸にふれてみるのはどうでしょう？

カフェfadoからすぐ近くにある、昨年12月に米子市の皆生温泉にオープンした体験型観光施設「KAIKEテラス 伝統工芸体験型施設 結 Musubi」。
伝統工芸品？！ でもお高いんでしょう？？ のイメージを覆してくるオススメスポット！
実際、私たちもここに来るまでは改装しただけの寂れた観光物産館みたいなイメージで、「中身は同じでわざわざ行くことなんてないんだろうなー」なんて期待せずに潜入してきました。

ところがどすこい！ 一歩店内に入るや否や令和の怪物、伯桜鵬の張り手をくらったような衝撃で負のイメージは吹き飛んでしまいました。。。一言でいうなら工芸品のブティック！ 商品の彩りバランスから配置まで完璧。手に取りやすい高さ、視線誘導を意識した陳列。そして無言で横切る謎のロボットAI…ついつい見入ってしまいます！
入店早々、すべてのスタッフに「勝手なイメージをしてしまい申し訳ありませんでしたー！！」と、土下座…いや、五体投地をして回りたくなるくらい魅力的なお店です！

テーマは「伝統工芸・SDGs・皆生温泉の再生」。
約100点ある山陰の伝統工芸品を購入できるほか、陶芸体験・絵付け体験・弓浜絣機織り体験もできます。

山陰のさまざまな商品を多数取り扱っており、しかも、手ごろな価格帯の商品もたくさん取り扱っているので気軽に立ち寄れるのもうれしいポイント！（最初のイメージはなんだったんだろうと…懺悔しっぱなしです）

せっかくなので今回はさまざまな体験教室に参加してきました！

• 陶芸教室（一人5,500円、材料代・窯焼き代含む）

専門のスタッフが丁寧に指導してくださるので、小さなお子様や、初めての方でも安心！

陶芸教室で作るのはお皿。意外と簡単にできちゃいます。

形ができたら最後に模様や好きな型押しでデコレーションもできますが、普段使い用に敢て何もしないのもアリです。この後、乾燥、窯焼きを行い数週間で自宅まで発送してもらえます。

• 絵付け体験（一人4,000円、材料費・窯焼き代込み）

絵付けはマグカップか小皿を選べますが、練習用として箸置きもおまけでついてきます。

こちらも、乾燥、窯焼きを行い数週間で自宅まで発送してもらえます。

• 弓浜絣機織り体験（一人4,000円）

弓浜絣のコースター作成を体験できます。シンプルながら色合いが美しいのが特徴です。

機織り体験をすると、脳内BGMで中島みゆきの「糸」が必ず流れてくるのはなぜだろう…

手作業で作る織物は奥深さがあり、個性が出るので愛着もわきます。
　

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山陰の手作業で丁寧に一つずつ作りあげられた民芸品の数々。その品質は高く、長い間使い続けることを改めて再認識できる、結・Musubi。
伝統工芸品になじみがない皆さんも是非一度、山陰の手仕事にふれてみてはいかがでしょうか？