「日本一」の称号を持つ「夢みなとタワー」で“お写ん歩”
いきなりですが、鳥取県にはいくつもの日本一があります。
いくつかご紹介すると……
・A型が多い都道府県 第1位。(ちなみにB型が少ない県でも第1位)
・人口の少ない都道府県ランキング 第1位。(人込みがないからストレスフリー)
他多数…
そして展望台の高さランキング、下から数えて堂々の1位を勝ち誇るスポット「夢みなとタワー」!
「ランキング、下から数えるか?上から数えるか?」文学っぽく表現したいのですが、今回は割愛。
自分で言うのもなんですが、北は北海道、南は九州別府にある「全日本タワー協会公認タワー」全20か所を制覇した私が、夢みなとタワーの隠れた魅力を紹介します。
入場料は300円。展望台と展示室の見学込みです。
ほかの19か所のタワーの価格よりもずいぶんと安い設定です。
タワーは、一際目を引くガラス張りと、木材の組み合わせで建築、デザイン共にレベルが高いです。
晴れた日は特にコントラストが引き締まるので、上を見上げると本当にテンションが上がります。
日本一低いタワーとPRするだけあって、高さは43m。実際、タワーと呼ぶには低い数値ですが、タワーが海に囲まれていること、そして弓ヶ浜のアーチと遠目に大山がハッキリと見えることで、実際の高さよりも体感的に高く感じます。
「日本一低い」自虐PR & 入場料300円という控えめな価格設定で、入場当初は「景色もきっと控えめなんだろうな……。」という印象を与えてきますが、想像を裏切ること間違いなしの景観です。
そしてなにより嬉しいのが、人がいない……。
取材時が平日のお昼だったこともあるのでしょうが、本当に人がいない……。
自分たちの足音しかしない静けさ……。
景色のいい展望台を贅沢に貸切状態で満喫できるのは、日本で夢みなとタワーだけといっても過言ではないです。
人がいない=ストレスがない。
これって、鳥取県でしかできないおもてなし!?なんて思ったりもしますが、人が少ないのが本当にもったいないくらいの高いクオリティーです。
とても静かなので、贅沢に展望台読書をするのもいいかもしれません。
展望台を満喫した後は、3階にある展示室にも行ってみましょう!
展示室前のエントランスも非常に凝った建築デザインで、上を見上げて思わずシャッターを切りたくなってしまいます。
中央に向かって伸びていく鉄柱と青空が合わさって、宇宙船っぽいイメージで夢みなとタワーを引き立てています。
ここだけで入場料の元が取れたんじゃないかな、と思えるくらいの撮影スポット。白色と青色のバランスが想像力を高めてくれます。
3階の展示室には、鳥取県と交流のある国々の民族衣装や装具などの展示をしており、実際に民族衣装を自由に着ることができます。
ここも人がいなかったので、A型の几帳面な人が普段、人前では恥ずかしくてできないポーズで記念写真を撮ったり、普段は跨ることさえ躊躇するロバの木馬に乗ってはしゃいだりと、いい大人でも遊べる空間となっています。
誰もいないので、じっくり見学できるのは個人的に非常にありがたいです。
マトリョーシカのルーツが日本にあったことに驚きを隠せず、時間をかけて見学……。
国語の教科書で読んだ物語のルーツを発見することができたり、箱根細工との共通点を見つけたりと、大人でも面白い展示が多数ありました。
日本一低いタワーで自虐をするだけじゃなく、魅せるとこはしっかり魅せてくれるのが嬉しいですね!
長所と短所は表裏一体ということで、言葉の裏側を読み取るとなかなか魅力的です。
高さはなくてもフォトスポットが多く、景観も建物も非常に綺麗!入館者数が少ないので、静かにゆっくり過ごせて写真に他人が映り込まないなど、メリット盛りだくさんな夢みなとタワー。わざわざ足を運ぶ価値はあると思います。
皆さんも、夢みなとタワーで“お写ん歩”いかがでしょうか?
- 住所
- 住所
- 鳥取県境港市竹内団地255-3
- 営業時間
- 営業時間
- 【4月~9月】9:00〜18:00 【10月~3月】9:00〜17:00 (最終受付:閉館30分前)
- 定休日
- 定休日
- 毎月第2水曜日 (祝日の場合は翌日)
- 電話番号
- 電話番号
- 0859-47-3800
- 公式サイト
- 公式サイト
- https://www.yumeminatotower.gr.jp/
- 駐車場
- 駐車場
- あり(一般300台、大型バス150台、身障者用7台)