神話の情景を感じる「玉造温泉」ぶらり散歩
玉造温泉は、『出雲国風土記』に記され、日本最古の湯の一つに数えられている温泉で、浸かれば肌のツヤがよくなり「神の湯」とも呼ばれ全国有数の”美肌の湯”の名湯です。
そんな玉造温泉に出雲神話の影絵が浮かび上がる「アート街灯」が近年整備され、以前からある神々が登場する場面などを再現した「神話の情景」オブジェとあわせて、今まで以上に玉造温泉で素敵な時間を過ごせるようになりました。
出雲国風土記を代表する「国引き神話」ヤツカミズオミツヌノミコトが「国来、国来(クニコ、クニコ)」と出雲の地へ引き寄せているシーンです。
「アート街灯」で影絵のように映し出され素敵です。
因幡の白兎が縁を結んだ大国主命と八上姫の姿などロマンティックな影絵。
この影絵の下で男女が手を繋ぐと幸せが訪れるとか。
「アート街灯」のスポットの下でポートレート撮影も、玉造温泉ならではの情緒がありオススメです。
「神話の情景」オブジェ
素戔嗚尊の前に現れた八岐大蛇、玉造温泉街の「神話の情景」オブジェは、島根県立美術館前の宍道湖岸にある「宍道湖うさぎ」の作者でもある籔内佐斗司さんの作品です。
「神話の情景」オブジェは玉湯川沿いに8箇所に点在していますので探してみてください。
玉湯川の川辺は、川のせせらぎを聞きながらゆったりと散策できるように整備されています。
歩き疲れたら、温泉街の中程にある姫神広場の足湯がオススメです。
足湯用のタオルの販売もされているので、準備なしでも足湯が楽しめます。
玉造温泉のお湯は無色透明で、ぬめりや匂いがなくさらりとした感触の入りやすい足湯です。
「一たび濯げばすなはち形容端正しく、ふたたび沐すればすなはち万の病悉に除ゆ」と伝えられている「神の湯」玉造温泉。ゆっくりと探索して温泉街で旅風情を楽しんでみてください。
- 住所
- 住所
- 〒699-0201 島根県松江市玉湯町玉造
- 公式サイト
- 公式サイト
- https://tamayado.com/
- 駐車場
- 駐車場
- あり