山陰まんなか観光局

ココビトの綴り 山陰まんなかアンバサダーが綴る 届けたいココへの思い San`in Mannaka Tourism Bureau presents [COCOBITO no TSUDURI]
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神在り 甘味あり 出雲の裏の浦をゆらり旅

出雲と聞けば、多くの人が「出雲大社」を思い浮かべると思いますが、日本海側の美しい景色や港町のノスタルジックな街並みもとっても魅力的です。
今回は、出雲の裏の浦を巡り、最後はなんとあの場所へ辿り着くとっておきのドライブコースをご紹介いたします。

日本海の絶景を眺めながら行く旅路

出雲市平田町の最北部を走る県道23号(斐川一畑大社線)を通って、大社町方面へと向かいます。
車を走らせていると、視界の先には日本海と島根半島の山なみが近づいてきます。
このあたりの海岸線は、入り江と岬が入り組んだリアス海岸のような地形で、カーブを曲がるたびに、形の違う小さな湾や岩場が現れるのが特徴です。

崖っぷちの細道を行く!
青く澄んだ日本海。

あの世に通じる?「猪目(いのめ)洞窟」

さて、ちょっと狭い道に気を配りながら、崖っぷちの綺麗な景色を楽しみつつ起伏のある道を進むと最初の目的地である「猪目洞窟」に辿り着きました。
猪目洞窟は『出雲国風土記』に登場する「黄泉(よみ)の穴」であるとも言われており、縄文時代から古墳時代にかけての埋葬や生活を物語る各種の遺物が実際に発見されています。
薄暗くとても雰囲気があり、洞窟内で反響する波音も相まって不思議な空間でした。
今では船舶の格納庫としても活用されているようです。

猪目洞窟。現在は船や船舶資材が置いてある。
内部には小さなお社あり。

カフェ・ギャラリーしわく屋

猪目洞窟を後にし、道なりに進んでいくと鷺浦(さぎうら)漁港に入ってまいります。
ここで立ち寄るのは「カフェ・ギャラリーしわく屋」です。
江戸時代末期から明治にかけて、現在の香川県の島々である塩飽(しわく)諸島から運ばれる塩を扱い、海運で財を成した一族の邸宅兼船宿「塩飽屋(しわくや)」を改装したカフェで、出雲そばやぜんざいといった出雲の名物をいただけます。
また、ギャラリーにもなっており様々なグッズが販売されています。
太い梁や格子戸、実際に席として使われている座卓など、当時の面影を残したままの店内となっており、重厚な歴史を感じながらもどこか懐かしく、ほっこりとくつろげる空間となっています。

お店の外観。当時の姿をそのまま残す。
店内の様子。
出雲そば、炊き込みご飯も美味。
あまーいぜんざい、キュッとしょっぱい藻塩をアクセントに。
中庭の松は、塩を扱っていた当時に香川より調達したものと推測されている。

巨石を祀る謎の古社「御陵(ごりょう)神社」

甘味を注入しほっと一息ついたら、そのまま県道23号を進み、由緒不明の神社である「御陵神社」に行ってみます。
御陵神社は巨石を祀っている神社で、古くから信仰されてきたと伝わるものの、具体的な創建年代や祭神はよくわかっていない謎多き存在です。
神社がそこかしこに点在する出雲地方の中でも、ここまで由緒がはっきりしない社は珍しく、目の前にそびえる磐座からは思わず手を合わせたくなるような不思議なパワーを感じます。

道路から小さな鳥居が見える。
見上げると大きな磐座。
神秘のパワーを少し分けてもらう。

え?ここに出てくるの!?

御陵神社で神聖なパワーを注入したら、来た道を少しだけ引き返し、T字路を右折します。
あとは道なりに進んでいこう。少し狭くてカーブが多い道路を、鹿などの動物に気をつけながら進んでいくと、最終目的地に辿り着きます。
そう、出雲大社です!なんと、出雲大社の裏手の道に繋がっていたんです!
人通りが多い場所に出てきますので、運転にはくれぐれも注意してくださいね!
ついでに出雲大社にお参りするも良し、そのまま帰路につくのも良し、ドライブの続きをお楽しみください。

しわく屋→御陵神社→少し引き返す→右折
ぐねぐね道を行くと……。
左手は本殿のある境内、右手は大しめ縄がある神楽殿。
出雲大社の本殿を隙間からチラ見。

出雲の裏の浦をゆらり旅

いかがでしたでしょうか?今回は少しマニアックなドライブコースをご紹介いたしました。
日本海の絶景を眺めながら走る道、ミステリアスな猪目洞窟、港町の歴史を受け継ぐカフェ・ギャラリーしわく屋、そして巨石を祀る御陵神社から、思いがけず出雲大社の裏手へと抜けていく充実のドライブルートとなっておりますので、ぜひ試してみてください。

猪目洞窟
住所
島根県出雲市猪目町1338
駐車場
なし
※データ・写真など上記情報は記事作成時点のものです。
※臨時休業や営業時間の変更の可能性がありますので、お出かけの際は、最新情報はお店の公式HPや公式SNS、直接店舗にお電話ご確認ください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、施設へお出かけの際は、鳥取県・島根県や各自治体が発表する最新情報、要請などをご確認のうえ、手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保など基本的な感染防止対策(新しい旅のエチケット)を徹底していただくようお願いします。
カフェ・ギャラリーしわく屋
住所
島根県出雲市大社町鷺浦171
営業時間
10:00〜16:00(土日祝のみ営業)
定休日
月〜金曜日
電話番号
0853ー53ー1501
公式サイト
https://www.instagram.com/cafe.gallery.shiwakuya/
駐車場
あり(5台程度)
※データ・写真など上記情報は記事作成時点のものです。
※臨時休業や営業時間の変更の可能性がありますので、お出かけの際は、最新情報はお店の公式HPや公式SNS、直接店舗にお電話ご確認ください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、施設へお出かけの際は、鳥取県・島根県や各自治体が発表する最新情報、要請などをご確認のうえ、手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保など基本的な感染防止対策(新しい旅のエチケット)を徹底していただくようお願いします。
御陵神社
住所
島根県出雲市大社町鷺浦
駐車場
なし
※データ・写真など上記情報は記事作成時点のものです。
※臨時休業や営業時間の変更の可能性がありますので、お出かけの際は、最新情報はお店の公式HPや公式SNS、直接店舗にお電話ご確認ください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、施設へお出かけの際は、鳥取県・島根県や各自治体が発表する最新情報、要請などをご確認のうえ、手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保など基本的な感染防止対策(新しい旅のエチケット)を徹底していただくようお願いします。
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y.takayuki0607
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伝統的な文化、歴史的建造物、星空や夜景撮影が好きで夜を中心に活動しております。 山陰の魅力を写真とキャプションで発信していこうと思います。 よろしくお願いいたします。
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