
月山富田城のお膝元、レトロでカオスな文具書店「亀尾商店」
月山富田城跡のそばにある静かな集落に、今ではお目にかかれないお宝文具や書籍を扱うお店をご存じでしょうか?
今回紹介する「亀尾商店」さんは大正8年から続く味のある商店さん。
一歩中に入れば追いレトロが過激になり、レトロマニアもバイブスに支障がきたすレベルのラインナップで襲いかかってきます。

見た通りの昔ながらの商店で、現在も教科書や雑誌、文具など幅広く取り扱っています。


入り口から深淵を覗くような面持ちで店内を見渡すと、第一印象は混沌(カオス)。
昔ながらの集落にありそうな、時代と共に残された古(いにしえ)の遺産が乱雑してるのかな……という不安と、お宝が眠ってそうな期待感が入り混じる、ブラックジョーク多めのスタンダップコメディを見ているような気分になりつつ店内へ。

文房具や、小学校の図書室にありそうな本が所狭しと並び、店の奥に行けば行くほどレトロの密度は急上昇!


しかもよく見ると、大昔に同級生が持っていたようなレトロな文具が当たり前のように並んでいます。




もちろんお値段は仕入れ当時そのまま。たまに激安で並んでいます。日に焼けていない、状態の良い物が多いのもマニアには嬉しいポイント!




有名作品からマニアックすぎる作品まで、じっくり見ないと見落してしまうほど商品があるので時間が溶けてしまいます。


小さな商店にここまで商品を詰め込む店主には感服しっぱなし!サブカル人間で、昔の遊べる本屋なんかで遊び尽くしていた人たちには刺さる雰囲気!


普通に昭和本が乱雑している店内……。これだから田舎の店は侮れない。。。



そして教科書販売店であるにもかかわらず、唐突に出てくるアフリカの喫煙具……

「最近の若い子でも大丈夫!新品の任天堂ももちろん在庫あるよ」と店主さん。


実はここ、亀尾商店さんはニッチなレトロ愛好家を唸らせる有名店で、県内外からマニアがこっそり掘り出し物を探しに来るという穴場スポット。文具や本のほかに、転勤族で世界中を周ったというお兄さんたちが集めた謎アイテムも多数隠されているので、とんでもない場所からゴロッと“なにか”が出てきて楽しめる、“遊べる商店”の一面も……。
誰かが掘り返さないと見つからない物も多いので、たまに来店したら新しい?アイテムが出てたり……。
そんな亀尾商店で子供の頃の記憶が甦る文房具やグッズを探したり、あえて昭和レトロなデザインの小物を使ってみる為に訪れるのはいかがでしょうか?
- 住所
- 住所
- 島根県安来市広瀬町広瀬新町3
- 営業時間
- 営業時間
- 月・火曜日:9:30〜19:00 水〜日曜日:10:00〜18:30
- 定休日
- 定休日
- 不定休
- 電話番号
- 電話番号
- 0854-32-2456
- 公式サイト
- 公式サイト
- https://www.instagram.com/kameo_shoten/
- 駐車場
- 駐車場
- あり