山陰まんなか観光局

ココビトの綴り 山陰まんなかアンバサダーが綴る 届けたいココへの思い San`in Mannaka Tourism Bureau presents [COCOBITO no TSUDURI]
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古き良きレトロガラスと古道具のお店「びいだま舎」

昔はどの家庭にも普通にあった柄ガラス。今ではもう作り手がおらず、この先ゆっくりと数が減っていってしまう運命のガラスでもあります。
そんな儚くも美しいガラスを現代風にアレンジして残そうとしているショップが安来市にあります。
その名も「びいだま舎」。
場所は足立美術館にほど近く、観光にピッタリな場所にあります。

元々、ワークショップから始まったという店内には、さまざまな模様のレトロガラスを加工した商品がズラリ。

柄一つ一つに名前があり、昭和初期まで生産していたものや戦後生産の物まで……。
「模様を見るとその時代が分かる」というオーナーが集めたガラスを元に、新しい商品に生まれ変わった品々には脱帽!

ガラスの模様は残しながら、型に沿ってゆっくりと曲げてお皿に加工した物や……

キーホルダーやネックレスまで……。

どこか懐かしいけれど古臭さを微塵も感じさせない大小さまざまな商品たちに囲まれ、時間があっという間に過ぎてしまいます。

また、加工製品だけではなく、ディギング(山や集落跡などで廃棄され埋められた物を発掘することなど)された小瓶なども販売されています。

お菓子の瓶や薬瓶など、手のひらサイズで可愛い物が豊富。

薬瓶
昔の目薬


ちょっとした小物でも自宅インテリアのアレンジに使えそうな物ばかり。いろいろな想像を掻き立てられます。
昔は捨てるしかなかった物でも、時代が変われば価値が変わるのは面白い世界です!

びいだま舎は元々ワークショップから始まったこともあり、事前予約をすればガラスの加工体験もできます。

ステンドグラスの要領で枠を付けて組み合わせて小さな花瓶を作ったり、窓辺に飾るスタンドなどを作ることができます。

また、こちらでは定期的に古道具市などが開催されていたり、改装中ではありますが店舗の一角にレトロなカフェスペースを用意していたりと、これからもっと魅力を発信していかれるようで楽しみです。
皆さんも是非、レトロガラスの魅力を感じに「びいだま舎」に行ってみてはいかがでしょうか?

びいだま舎
住所
島根県安来市植田町346-1
営業時間
日曜日、月曜日、第1・3土曜日 13:30〜18:00(ワークショップの営業時間は公式サイトをご確認ください)
定休日
火〜金曜日、第2・4土曜日
電話番号
090-8208-4531
公式サイト
https://be-dama.net/
駐車場
あり
※データ・写真など上記情報は記事作成時点のものです。
※臨時休業や営業時間の変更の可能性がありますので、お出かけの際は、最新情報はお店の公式HPや公式SNS、直接店舗にお電話ご確認ください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、施設へお出かけの際は、鳥取県・島根県や各自治体が発表する最新情報、要請などをご確認のうえ、手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保など基本的な感染防止対策(新しい旅のエチケット)を徹底していただくようお願いします。
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tabi_nekko
tabi_nekko
鳥取市在住。バイクにカメラぶら下げてあっちこっち走り回っています。 山陰のなにげない景色、ノスタルジックな風景が好きです。
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