山陰まんなか観光局

ココビトの綴り 山陰まんなかアンバサダーが綴る 届けたいココへの思い San`in Mannaka Tourism Bureau presents [COCOBITO no TSUDURI]
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冬季限定「うにめし」と美肌湯で心も体も満たされる「はたご小田温泉」

寒い冬は、ほかほか料理が恋しくなりますね。
皆さんは寒い冬に食べたくなるものは何ですか?

私は真っ先に「うにめし!」と思ってしまいます。
「うにめし」は、出雲市多伎町「はたご小田温泉」の冬季限定の名物料理。濃厚なうにの出汁を使用した、ぐつぐつの雑炊は絶品です!

今回は、美肌湯と合わせて、心も体も満たされる「はたご小田温泉」をご紹介します。

大正11年創業のはたご小田温泉

「はたご小田温泉」は出雲の一番西、多伎町にあります。自然に恵まれた風景が魅力的な場所です。
大正11年創業、歴史ある隠れ家的な温泉宿となっています。

小田温泉の看板が見えてきました。
入り口付近の道は細い下り坂になっているので、車の運転には注意しましょう。


お宿は小田川のほとりに佇み、四季の花とせせらぎの音に囲まれてまさに癒し空間。
これから椿が見頃を迎えていきますね。

椿の向こうは小田川

昭和レトロな美肌湯温泉

お食事前にまず向かったのが温泉です。
お食事処「茶寮 清泉亭」から長い廊下を通って浴室に向かいます。
館内にはお宿のご主人が芸術家なのもあってか、ところどころに絵が飾られていました。

まるで美術館のような雰囲気
男湯と女湯は、日によって入れ替わります
脱衣所にも絵が飾られていました


今回入ったお風呂は「龍泉の湯」でした。

芸術浴槽ここにあり!


お風呂の扉を開けた瞬間、「昭和レトロ~。」と言いたくなるようなお風呂。
5人分のシャワーカランがあり、こじんまりとしたお風呂です。
11時からの入浴とあって、今回は貸し切り状態でした。気兼ねなくゆったりとお湯に浸かる事ができました。

青磁タイル


3代目主人の手製タイルによるレトロなしつらえ。作陶し、有田の窯で焼いた「龍泉の湯」。色違いのタイルが交互に組み合わされており、よく見ると浴槽の底は透かし彫りに。まさに「芸術浴槽」で、視覚的にもとっても楽しめました。

お湯は……といいますと。ほどよく温められたお湯はトロッとして優しい感触。美肌に効果があると言われるメタケイ酸は西日本有数の値だそうです。美肌県・島根にとってはもってこいの温泉ですね♪

長風呂が苦手な私がのんびり入っても湯あたりすることなく、体の芯から温まることができました。

【注意】
日帰り入浴のみの利用は不可で、お食事利用の方に限り、大人800円、子供400円で入浴ができます。

「茶寮 清泉亭」で「うにめし」をいただく

美肌湯の後は、お食事処「茶寮 清泉亭」へ。こちらは中庭を望むテーブル席となっています。

超人気の自家製ジンジャエール。


まずは湯上りに一杯。
たっぷりのスライスした生の生姜を大鍋でじっくり炊き、黒糖と三温糖、レモン果汁が隠し味となった自家製ジンジャエールをいただきました。

うにめし御前


うにめしメニューは3パターンあり、今回は「うにめし御前」(茶碗蒸し、お造り付き)3500円を選びました。この他にも「うにめし温々会席」なる豪華バージョンもあります。

ぐつぐつのあつあつ~


待ってました~。ぐつぐつのあつあつが運ばれてきました。
蓋を開けた瞬間、磯の香りが広がります。中には大きな蒸しうにがごろごろと。


うにの風味がご飯全体に染みわたり、ほんのりとした甘みと磯の香りが。まろやかで、うに丼とはまた違った優しい味わいでした。

胃袋をつかまれた瞬間


真ん中のお皿は、お豆腐かと思いきやゆば。茶碗蒸しの中にはおもちが入っていました。
こちらも一品一品がとても美味しかったです。


西出雲小田川畔 小田温泉

冬季限定「うにめし」メニュー

※2025年3月31日まで

※お食事は要予約

寒い冬、温泉と「うにめし」でほっこりしませんか。

はたご小田温泉
住所
島根県出雲市多伎町小田208-3
営業時間
11:30~14:00、17:00~20:00 *食事は予約制
定休日
水曜日
電話番号
0853-86-2016
公式サイト
https://odaonsen.jp/
駐車場
あり 10台 無料 
※データ・写真など上記情報は記事作成時点のものです。
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mayurin.n.n
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島根在住です。山陰の「食」「癒」「文化」「絶景」を自分目線でお伝え出来ればと思っています。
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