秋に咲く朱い華の地と弥生の風土感じる空間で憩いのひと時を
暑かった夏が終わり、ようやく過ごしやすい季節になりました。今回は、米子市淀江町にある、秋におすすめのスポットを2つご紹介いたします。
近年、秋の彼岸花でよく話題にのぼる「上淀廃寺跡」と、弥生の風土を感じることができる「伯耆古代の丘公園」です!
どちらも淀江ICからほど近いので、1日で2つ回ることも可能です。
・「上淀廃寺跡」
淀江ICから約1.2㎞、車で3分程度のところの、自然に囲まれた小高い地にある「国史跡上淀廃寺跡」。
地元ボランティアの方が10年前から毎年植栽し続けており、約4万球の彼岸花が9月下旬から10月初週にかけてこの地に咲き誇ります。
たくさんの朱い華と時折魅せてくれる白い華がその地を彩り、訪れた人々を魅了します。
毎年花が咲き誇る時期に「彼岸花ウィーク」として様々な催しが開かれており、今年も9月19日~9月24日の間に催しが開かれました。
私が訪れたこの時も多くの人がおり、朱の彼岸花や、時折咲いている白の彼岸花の開花を楽しんでいたり、彼岸花や彼岸花と共に舞っている蝶をカメラやスマホで写真に残したりしている人の姿も多くみられました。
丘の上の東屋からは街並みや日本海も眺めたりすることもできますし、そこから彼岸花の開花風景を楽しむこともできます。
東屋に座り一休みして景色や会話を楽しみながら、憩いの時間を過ごすのも良いかもしれないですね。
ここには秋の景色や彼岸花だけではなく「国史跡上淀廃寺跡」の史跡もあるので、彼岸花を見に来られた際には是非ともその歴史に目で触れてみてください。
この記事を読んだ方は、彼岸花は来年の楽しみに心の片隅で覚えておいてくれたら幸いです。
- 住所
- 住所
- 鳥取県米子市淀江町福岡1099
- 駐車場
- 駐車場
- あり
・「伯耆古代の丘公園」
続いて紹介するのは、淀江ICから約850m、車で2分程度のところの、自然と弥生の暮らし感じる「伯耆古代の丘公園」。
駐車場近くの管理棟ロビーでは木製の机と椅子で一息つけたり、展示品を見たりすることができます。
今回訪れた時には、前作の朝の連続テレビ小説『らんまん』の主人公のモデルの「牧野富太郎の植物標本」、「植物図譜」が特別展示されておりました。
そして園内では、季節によって古代ハスやシュウメイギク等の四季折々の草花も楽しむことができます。
古代ハスの園には推定2000年前のハスと言われる「大賀蓮」を始め約40種のハスが6月中旬から8月にかけて池一杯に花を咲かせるそうです。
今回は季節が違ったので見られなかったですが、また機会があればその季節に見てみたいと思いました。
全面芝生の広場もあってベンチでゆったり過ごすことができたり、滑り台などもあるので親子で遊んだりすることもできたりします。
この広場では、ペットと一緒に散歩することも可能だそうです。
そして、弥生村エリアでは、角田遺跡から弥生時代中期の壺に描かれた高さ15mの高床式建物を復元したものが見られたり、復元された竪穴式住居では当時の時代の家の中・姿を見て知ることができます。
また、その近くでは古墳時代中期の帆立貝塚式古墳を復元した物も見ることができます。
ここ伯耆古代の丘公園で四季の草花や自然に触れながらお散歩や遊びを楽しんだり、弥生時代等の古代の文化に触れながら悠久の時を、家族・親子・お一人で過ごしてみるのも良いかもしれませんね。
*写真は全て訪れた9月24日(日)のものです。
- 住所
- 住所
- 鳥取県米子市淀江町福岡1529
- 営業時間
- 営業時間
- 9:00〜17:00
- 定休日
- 定休日
- 第2・第4水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始12月29日から1月3日
- 電話番号
- 電話番号
- 0859-56-6817
- 公式サイト
- 公式サイト
- http://www.yonagobunka.net/hakuhounooka/park/facility/
- 駐車場
- 駐車場
- あり