米子なつかし駄菓子屋巡り
今回は、米子市内に残る懐かしい駄菓子屋さんを紹介いたします。
県外から観光客が訪れるお店や、ひっそりと地元で愛される駄菓子屋さんなど3店舗をチョイスしました。
★明治元年から続く駄菓子屋 岡本一銭屋★
まず最初に紹介するのは、米子では超有名な「岡本一銭屋」。
一歩店内に入れば圧倒的品ぞろえに大興奮!
昔、遠足のおやつを買いに300円握りしめながら悩んだ記憶が甦ります。大人になったので予算は3000円までにしてもバチは当たらないでしょう!
ラムネやアイスなどはありませんが、駄菓子やおもちゃの種類が豊富です。
おばちゃんはとても話し好きで1時間はしゃべり込んでしまいました……
ここ一銭屋は駄菓子だけじゃなく建物も見どころ満載です。
明治時代から続く家屋のため、現在では非常に貴重な建築技術を見ることができます。最近も大工見習や建築科の学生が見学に来られたそうです。
明治時代からの歴史を間近で見て感じることができる駄菓子屋さんは、日本にいくつ残っているのでしょうか…… そう考えると非常に貴重なお店かもしれません。
- 住所
- 住所
- 鳥取県米子市立町1-4
- 営業時間
- 営業時間
- 9:00~17:00
- 定休日
- 定休日
- 不定休
- 電話番号
- 電話番号
- 0859-22-2676
- 駐車場
- 駐車場
- なし
★米子空港からすぐ! 駄菓子屋 安田店★
次に紹介するのは、地元に愛され続けて数十年。几帳面で優しいおばあちゃんが切り盛りしている「駄菓子屋 安田店」!
こんなとこに駄菓子屋が!? と思うほどの場所にあるお店ですが、定番駄菓子は一通り揃っており、初めて駄菓子屋に行く方にもお勧めできるお店です。
すべての商品が綺麗に配置されていて、駄菓子屋なのに圧迫感がなくて選びやすい!
ベーゴマなどのオモチャはないですが、瓶ラムネやアイスもありました。
このお店のオイシイとこは入り口正面にクジが置いてあること。軍資金握ってとりあえず一枚引いておくかと思わせてしまう誘惑の配置!
ウィスキー型やラーメンどんぶり型の駄菓子って、なぜか子供心に突き刺さりますよね!私はこの時7回チャレンジしてかすりもしなかった……なぜだ
壁には子供たちからたくさんの手紙が貼られており、誰にでも好かれそうな優しいおばあちゃんにも会いたいと思うお店でオススメです。
- 住所
- 住所
- 鳥取県米子市大篠津町688−8
- 営業時間
- 営業時間
- 10:00~18:00
- 定休日
- 定休日
- 不定休
- 駐車場
- 駐車場
- なし
★昭和好きにはたまらない?! 実重菓子店★
最後は、米子駅から徒歩で行ける「実重菓子店」さん。
創業は150年前と古く、現在は3代目のおばちゃんがそろばん片手に元気に頑張っています。
店内は「ザ・駄菓子屋!」と言うべきでしょうか。昭和感のあるレトロなポスターや置物が所狭しと置かれています。
最近は新しいデザインの商品も出てきているようで、ついつい手が出てしまいます。
また、こちらにはマニア垂涎物の貴重な販促グッズの数々があちこちにあるので、駄菓子を選びながらグッズを見たりするのも楽しみの一つです。
世代によって新しかったり、懐かしかったり……
駄菓子屋なのに昭和レトロ館に来たような錯覚さえ感じてしまう、実重菓子店は2度おいしいのがGOODです。
ここのおばちゃんはかなり陽気で、その日の気分や予算を伝えたら面白いトークを交えつつ駄菓子を選んでくれるので、お任せ買いもアリです。
- 住所
- 住所
- 鳥取県米子市糀町1丁目2
- 営業時間
- 営業時間
- 10:00~18:00(営業時間は変更となる場合があります)
- 定休日
- 定休日
- 水曜日
- 電話番号
- 電話番号
- 0859-22-4916
- 駐車場
- 駐車場
- なし
最近はスーパーなどに駄菓子屋風コーナーができたり、駄菓子も扱う小奇麗なお店がオープンしたりしていますが、やっぱり昔ながらの駄菓子屋に行ってみたいものですよね。看板おばちゃんと他愛のない話をしながらオヤツを選ぶ時間もまた貴重な体験になると思います。
みなさんも是非、おばあちゃんのいる駄菓子屋に足を運んでみてください。