誰もが一度はあこがれる豪華客船による世界旅行、時間とお金に余裕があれば行ってみたいですよね。
実際に行けるか行けないかは別として、山陰には豪華客船を間近で観ることの出来る珍しいスポットがあるんです。今回は国内でも数少ない大型の国際クルーズ船が寄港する、鳥取県境港市の「境夢みなとターミナル」をご紹介いたします。

約６年の整備期間を経てオープンした、多目的の貨客船ターミナル

境夢みなとターミナルは、複合一貫輸送ターミナルとして、既存の港湾施設の老朽化対策や、船舶の安全な運航を確保するため、そして山陰両県の物流の効率化を目的に整備されました。観光バスや貨物トラックといった大型車両はもちろん、一般車両の駐車場も確保されています。
ターミナルでは、グルメ系や乗り物系、フリマといったイベントも開催されており、たくさんの人々が行き来しています。

展望デッキからは大型船が間近に

階段またはエレベーターを使い、２階に上がると展望デッキへ出られます。
デッキからは、全長280ｍの岸壁に停泊する大型船を観ることが出来ます。そして、デッキ中央には机やテーブルが置かれており、大迫力の大型客船を観ながら休憩することが出来ます。
また、船が寄港していなくても、大山や美保湾といった綺麗な景色を楽しめます。

夢みなとタワー展望室からも観てみる

近距離で大型船の迫力を楽しんだら、上からも観てみようと思い、お隣の夢みなとタワーへ。
展望台からは大型船とターミナルを見下ろすことが出来ました。ターミナルの建屋の数倍はあろうかという大型船のスケールが、遠くから観ることによってよりハッキリと分かります。

年に10回程度のチャンス、寄港日を要チェック

いかがでしたでしょうか？今回は境港市の「境夢みなとターミナル」をご紹介いたしました。
大型船は毎日来ているわけではありませんので、寄港日のスケジュールを公式サイトやSNSでチェックしましょう。また、ターミナル内にもスケジュール表や、その日に来ている船の情報が記載された資料が用意されています。船の国籍、サイズ、デザインは様々で、年間を通して色々な船が寄港する予定となっておりますので、ぜひ行ってみてください。