ともに過ごした証をデザインに「モトスタイルストア米子店」
「その財布、MOTOのでしょ」という会話をしたことがある、または聞いたことがありますか?
山陰まんなか近辺に住んでいる人で「MOTO」の革財布を使っている人は一定数いるのではないでしょうか。私も長く愛用していて歳月を重ねるごとに変化していく革の風合いを楽しんでいます。
今回は製品一つひとつを手仕事で作っていて、東京や岡山にも出店している革製品とシルバーアクセサリーのお店「モトスタイルストア米子店」をご紹介いたします。
様々な革製品が並ぶ店内
白を基調に緑のアクセントが入った外観の店内に入ると、お洒落なアイテムが次々と目に入る。革靴、カバン、財布といった革製品を中心に、シルバーアクセサリーや自社ブランドの衣類も並んでいる。
新品の高級感とエイジングによる変化を楽しむ
数あるMOTOの革製品の中でもバリエーション豊かなのがレザーシューズ。いわゆる革靴タイプからブーツタイプのものまで幅広く取り揃えている。
店内では商品である新品の革靴と、実際に何年も履かれ風合いが変化したエイジングモデルが陳列されており、新品の状態から使い込んだ姿の例を見ることが出来る。
雨にも強く、ケアを重ねるごとにツヤが増すMOTOのコードバン
特に印象深いのがコードバン靴で、馬のお尻の内側から採取された革で作られるコードバン靴は、コードバンという素材自体の希少性や加工後の艶やかな質感が人気で、世界的なブランドでも定番の商品だが、MOTOのコードバンは他ブランドでは出来ない“エイジングによる自分だけの艶出し”を楽しむことが出来る。
コードバン靴の多くは磨かれたツヤのある状態で販売されており、革自体の強度は高いが雨などの浸水に弱いという特徴がある。MOTOのコードバンは他社が行うツヤ出しの工程をあえて省いており、履き込んでいくと次第にツヤが出てくる。
また、色付け時に革に染み込んだ染料がコーティングしてくれるので、少々の雨であれば気にせずに履いて外出することが出来る。さらに、時間の経過とともに塗られた染料と革が持つ素材の成分が変化し、革本来の色味も出てきて独特の風合いになる。濡れた後や定期的に適切な手入れをすることで経年変化を楽しめる。
豊富な型とカラーが魅力的な財布
MOTOの代表的な商品のひとつといえばレザーウォレット。長財布からコンパクトなコインケースまでたくさんの種類をラインナップ。その他にもキーケース、名刺入れ、キーホルダー等日常の色々なシーンで使える革製品が揃っている。
こちらも新品時の高級感から始まり、革の表情や質感の変化、徐々に手に馴染んでくる感覚、何よりそのシンプルなデザインから長年使っていても飽きがこない。
カジュアルなものからマリッジリングまで取り揃えるシルバーアクセサリー
もう一つのMOTOならではのオリジナル商品がシルバーアクセサリー。
創設者の本池氏がネイティブアメリカン文化からインスピレーションを受けていることから、エスニックな模様や太陽、鷲等をモチーフにしたデザインが多くみられる。これらも1点ずつ作られており、使用していると黒ずみが入ることで風合いが変化する。革製品と同じく長く使うことで魅力が増す、一生もののアイテムとなるに違いない。
思い出と一緒に刻まれるともに過ごした証
いかがでしたでしょうか、今回は革製品とシルバーアクセサリーのお店「モトスタイルストア米子店」をご紹介いたしました。
大抵の物であれば経年による変化は悲観すべき結果をもたらし、「そろそろ買い替え時かな」などと思うきっかけになるのですが、MOTOで作られるものは歳月を重ねるごとに、「もっと格好良くするためにもっと長く使いたい」と思わせてくれます。
壁か地面か、どこかで擦ってキズをつけたあのはしゃいだ日、思わず石ころを蹴っ飛ばしたあのむしゃくしゃした日、あの悔しかった雨の日、何気ない幸せな日常、様々な思い出と一緒に刻まれたキズ、シワ、シミを磨きながら思い出し、磨き終われば自分だけの逸品が出来上がる。MOTOはそんな宝物が必ず見つかる素敵なお店です。
- 住所
- 住所
- 鳥取県米子市大篠津町721-8
- 営業時間
- 営業時間
- 11:00~18:00
- 定休日
- 定休日
- 水曜日、木曜日
- 電話番号
- 電話番号
- 0859-25-0356
- 公式サイト
- 公式サイト
- https://www.motostyle.jp/
- 駐車場
- 駐車場
- あり(10台程度)