温泉街の地酒専門店「 地酒と器のひとしずく 」
松江市の西南約8キロに位置し、四方を山に囲まれた温泉「玉造温泉」。
奈良時代に開湯したとされるこの地は出雲神話の舞台にもなり、
平安時代には京の都にまで噂が広まり清少納言の「枕草子」にも名前が登場しているほどです。
温泉街として愛されているこの場所ですが、温泉以外のおすすめスポットをご紹介します♪
温泉街の終点にある地酒専門店
一畑バスの終点、玉造温泉停留所の奥にある、~島根の地酒専門店~「 地酒と器のひとしずく 」。
地元でも、なかなか手に入らない貴重な地酒があったり、おつまみや器もあったり、気になる日本酒は試飲や立ち呑みもできるので、玉造温泉に宿泊の方にはぜひ足を運んでいただきたい場所です。
もちろん地酒好きな地元の方にも足を運んでもらいたい場所、バスを乗り継いで立ち呑みに通う常連のお客さまもいらっしゃるとのこと。(私も次はその手で行こう!)
明るい店内にズラッと並んだ日本酒は見ているだけで幸せ♡
地酒といっても個性は様々、店員さんに聞きながらお好みの日本酒を選ぶもよし、
ポップを見ながらジックリ選ぶのも楽しいですよ♡
いざ、角打ち体験♪
そしてそして、なんといっても「角打ち」ができるのが嬉しい!
角打ちを簡単に説明すると酒屋さんの一角で立ち呑みできちゃうこと。
山陰では「たちきゅう」と呼ぶこともあります。
最近はあまり角打ちができる酒屋さんも少ないので私も初体験です。
少量のおためしサイズから注文できるので、一本買うのはちょっと勇気がいる日本酒や、変わり種の日本酒、島根の地酒はどんな感じかな?と気軽に試せるのがいいですよね。
おすすめ以外にも、札が掛けてある日本酒も試飲や角打ちできるので、じっくり選んでくださいね♪
日本酒だけでなく、地ビールやソフトドリンク、ハンドドリップのコーヒーもあるので、日本酒が飲めないお連れ様が一緒にいてもちょっと付き合ってもらえるのではないでしょうか。
日本酒やビールと相性の良い「 ちょんぼし(ちょっとだけ・少しだけ)おつまみ 」もあり、角打ち最高!ってなります。
店内で販売しているおつまみを購入して角打ちで食べることもできるので、お好みのおつまみを選ぶのも楽しそうですね♪
この日に選んだのは出雲の地酒、板倉酒造「天穏」の生酛にごり。
燗までつけてくれて至れり尽くせり…しかも熱々ではなく、絶妙な「ぬる燗」…幸せです。
おつまみは山椒入りの海苔の佃煮「 山椒ジャコのり 」。
出雲では海苔の佃煮があればおかずいらないくらい愛されている海苔の佃煮ですが、そこに山椒が加わることで日本酒との相性抜群!
また違う日にお邪魔した時には、気になっていた日本酒、またまた板倉酒造の「無窮天穏SAGA2伝承編」を選びました。気になる地酒は時に偏ってしまうものです。
半合で注文したところ、今回は升とグラスの「 もっきり 」スタイルで出てきました~♪
嬉しい~♡
この日のおつまみは山陰の味「 スルメイカの糀漬け 」…日本酒が旨い土地は必然とおつまみも絶品になってしまうのですね。ありがとう山陰。
お土産選びにもおすすめ♪
旅行先で地酒を買うときに、二~三蔵分くらい試したいなと思うのは私だけではないと思うのですが、地酒のミニサイズがあると嬉しいですね。
自分用に、お土産用に買いやすいサイズ♪
日本酒やおつまみが充実しているのはもちろん、地元の窯元の器や酒器も。
ちょっと変わり種のおつまみや、純米酒粕を使った石鹸などもあります。
地酒やお土産の種類は時期によって変わりますが、その時々のおすすめが並んでいます。
とても入りやすくて色々と教えてもらえるので是非立ち寄ってみてください。
温泉街の醍醐味足湯も楽しんで♪
店主との地酒トークも楽しく、ますます日本酒が好きになるひと時を楽しんだ後は、酔い冷ましに温泉街を散歩して足湯に浸かるのもおすすめ。
温泉街の真ん中あたりにある姫神広場の足湯にはタオルも売っているので、フラッと立ち寄っても安心♪
川縁に降りて楽しめる玉造温泉足湯も人気です♪
玉造温泉街は観光地として有名で、遊びに行く場所というイメージはなかったのですが、散策していると気になるお店があったりと、温泉はもちろん色んな楽しみ方が広がる場所なんだとワクワクしました。
山陰まんなかに観光に来られる方はもちろん、地元の方にも、もっと気軽に足を運んで楽しんでもらいたい場所です。
- 住所
- 住所
- 島根県松江市玉湯町玉造1021−3
- 営業時間
- 営業時間
- 10:00~19:00
- 定休日
- 定休日
- 不定休
- 電話番号
- 電話番号
- 0852-69-8175
- 公式サイト
- 公式サイト
- https://hitoshizuku.official.ec
- 駐車場
- 駐車場
- なし