山陰まんなか観光局

ココビトの綴り
山陰まんなかアンバサダーが綴る 届けたいココへの思い
San`in Mannaka Tourism Bureau presents [COCOBITO no TSUDURI]
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五感すべてを満足させる古民家蕎麦屋「ときわすれ清水屋」

街の喧騒、仕事の悩み、面倒な人付き合い、全部忘れてのんびりとお蕎麦でもいかがですか?
今回は築150年の古民家で香り高い手打ちそばを堪能できる鳥取県日南町の「ときわすれ清水屋」をご紹介いたします。

歴史を感じる古民家の雰囲気

古民家ならではの玄関の引き戸をガラガラと開け店内に入ってみると、漂うお出汁の香り、その先からカチャカチャトントンという支度をする音、見上げるまでもなく目に入ってくる豪快な梁、あっという間にその雰囲気に引き込まれた。

太い木が編み込まれているような迫力のある梁。
古民家を改装したという店内、とても暖かみを感じる。

山深い雄大な自然を肌で感じられる客席

ふすまや障子を取り外して広々としている客席はとても開放的で、外との仕切りが無い縁側席は自然の空気を全身で感じることができる。待っている間も外の綺麗なもみじや、伝統的な日本家屋の装飾を見て楽しむことができ、飽きる間がない。
あとはおいしい料理に“トドメ”を刺される瞬間をのんびりと待つだけである。

開放的な縁側席、空気がとても美味しい。
席に添えられた装飾に季節を感じる。

旬の食材を活かしたそば定食

季節の食材を使ったまぜご飯や天ぷらがとても美味しかった。これだけでもお腹がいっぱいになってしまう人もいるかもしれない。
石臼で引いているという手打ちの十割蕎麦は、良い香りに程よい歯ごたえが気持ち良く、噛んでも噛んでも風味を失わないとても味わい深いもの。そして最後に出てきた超濃厚なそば湯がたまらなく美味しい。

生姜のまぜご飯が本当に美味しかった。献立は季節ごとに変わるようだ。
今回は割子そばを注文したが、温かいそばも選ぶことができる。
まるでお餅を溶かしたようなトロトロで濃厚なそば湯。

五感すべてで味わう美味しいお蕎麦屋さん

店内に入った瞬間に包まれる日本家屋の暖かい雰囲気、お出汁の香りに料理の支度をするリズミカルな音、澄んだ空気を肌で感じられる客席、旬の山菜を使った美味しい料理や味わい深い自家製の蕎麦が、五感すべてを大満足させてくれる。

そして何よりスタッフさんの丁寧な接客に心から来てよかったと思えるお蕎麦屋さん。
ぜひ行ってみてほしい。予約は必須ですよ!

敷地内にはもみじがたくさんあった。紅葉の時期はさぞ綺麗なことだろう。
ときわすれ清水屋
鳥取県日野郡日南町菅沢1019
11:00~蕎麦が無くなるまで(予約必須)
火曜日~金曜日(冬季期間は休業)
0859-87-0006
http://tokiwasureshimizuya.blogspot.com/
あり(10台程度)
※データ・写真など上記情報は記事作成時点のものです。
※臨時休業や営業時間の変更の可能性がありますので、お出かけの際は、最新情報はお店の公式HPや公式SNS、直接店舗にお電話ご確認ください。
※新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、施設へお出かけの際は、鳥取県・島根県や各自治体が発表する最新情報、要請などをご確認のうえ、手洗いやマスクの着用、人と人との距離の確保など基本的な感染防止対策(新しい旅のエチケット)を徹底していただくようお願いします。
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y.takayuki0607
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伝統的な文化、歴史的建造物、星空や夜景撮影が好きで夜を中心に活動しております。 山陰の魅力を写真とキャプションで発信していこうと思います。 よろしくお願いいたします。
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