綺麗で華やかな“着物”ですが、自分が着るにはどこか敷居が高いと感じませんか？
実は、気軽に着物をレンタルできて着付けやヘアメイクもしてくれる、手ぶらで行って数十分後には素敵な着物姿になれるお店があるんです。

今回は島根県出雲市にある着物レンタルのお店『出雲大社レンタルKIMONO ご縁スタイル』さんで華やかに変身し、情緒あふれるスポットを旅してきましたのでご紹介いたします。

出雲大社近くの着物レンタルショップ

ご縁スタイルさんは、出雲の代表的な観光名所である出雲大社の近くにあります。
予約の時点でプランを決め、用意してある着物の中から好きな物を選び、帯や手提げといったアイテムを自由にコーディネートすることができます。女性用はもちろん、男性用やジュニアサイズの着物もあるので、誰もが気軽に利用することができます。
また、成人式や七五三向けの振袖や着物レンタル、持ち込みでの着付け対応、夏には浴衣レンタルも行っています。

さらに、カメラマンが付き添いで旅の写真を撮ってくれるプランや、お手持ちの着物を丸洗いし、シミ抜きをしてくれるメンテナンスのサービスも受け付けているので要チェックです。
プラン内容等は、記事最後のURLからご確認下さい。

アイテムを選んだら着付けからヘアメイクまで全てお任せ

着物、羽織、帯、手提げ袋、草履とあれやこれやと迷いながら決めたら着付けに入ります。
着付けの他に、プランによってはヘアメイクもお願いできますので、迷った方はこの際お任せしちゃいましょう。

着物姿でフォトジェニックな観光スポットを歩く

さて、おめかしをして準備が整ったらお好きな場所に繰り出しましょう。
出雲大社が近くにあるので、そのまま歩いて出雲大社や神門通りを散策するのも良いですが、今回は『出雲文化伝承館』に来てみました。
ここは出雲平野で有名な地主であった江角家の屋敷や出雲流庭園、かつての松江藩主である松平不昧公（ふまいこう）が愛用した茶室などが移設・保存されている、歴史情緒に溢れたスポットです。
一足踏み入れるとたちまち数百年前にタイムスリップできるので、着物との相性は抜群。どこを歩いていても絵になります。
また、美術品や工芸品を展示する企画展示室や、出雲そばの名店も敷地内にあり、見どころたくさんの施設となっております。

綺麗な庭を眺めながらお茶を一服

さて、次は出雲文化伝承館の敷地内にある茶室『松籟亭（しょうらいてい）』に来てみました。
ここは、木造建築の伝統的な技術を駆使して建築された茶室で、縁側からは庭を一望することができます。傍らに佇んでみると、華やかな着物が一層際立ちます。
そのようなシチュエーションの茶室で、松平不昧公が好んだお菓子と共にお茶を一服すれば、その所作も自然と流麗な洗練されたものとなりましょう。

茶室や庭を散策

続いては、松籟亭に隣接する茶室『独楽庵（どくらくあん）』を散策します。独楽庵は、茶人「千利休（せんのりきゅう）」が京都に建て、のちに松平不昧公が自らの屋敷内に移築した“三関三路”と呼ばれる路地庭を特徴とする茶室です。
苔や飛び石が敷かれ、草木に囲まれた和やかな庭は正に和敬清寂の美しさ。着物姿特有の小さな歩幅で飛び石の道を小気味よく歩きながら時折り足を止め、松や紅葉を眺めながら散策します。

華やかな着物に、身も心も彩られる

いかがでしたでしょうか？今回は着物レンタルショップ『出雲大社レンタルKIMONO ご縁スタイル』さんで着物をレンタルし、情緒たっぷりの『出雲文化伝承館』を散策した様子をお伝えいたしました。
なかなか着ることのない着物ですが、一度は着てみたいですよね？ちょっとハードルが高いかなと思われがちですが、事前に予約をして手ぶらでお店に行って華やかな着物姿になるまで僅か数十分、アイテムのセレクトから着付けまでとてもスムーズで驚きました。

そして、出雲には出雲大社、神門通り、今回取り上げた出雲文化伝承館といった、着物姿に合う観光名所がたくさんあります。
素敵な着物を着て、それらのスポットを巡ってみると新たな旅の体験ができますので、ぜひともお試しください。