神秘的な風景と野鳥が眺められる「神西湖」
出雲市には、「神西湖」という湖があります。
宍道湖と同様、しじみ漁が盛んな場所です。
9号線沿いからも少し見えるのですが、実際に湖の近くまで行き、じっくり眺めてみたことが今までありませんでした。
湖畔の素晴らしい景色♫ ご紹介していきます!
湖の大きさについて ~宍道湖と神西湖を比べてみた
まず、宍道湖と比べた神西湖の大きさについて。
【宍道湖】
周囲長47km、面積79.1㎢の大きさの汽水湖。水深はとても浅く最大水深6.0m(平均水深4.5m)。
参考ページ:松江観光協会 – 観光スポット
【神西湖】周囲長5km、面積1.35㎢、水量約154万㎥、平均水深約1.1m
参考ページ:守り伝えよう豊かな恵みの神西湖
宍道湖に比べるとコンパクトなサイズになります。
宍道湖は、松江の街中にも面していますが、神西湖は田んぼに囲まれていることもあり、のどかな農村の原風景を残している湖になります。周囲にはビオトープが作られている場所もありました。
駐車場がある神西親水公園へ
神西湖の周りには神西親水公園があります。
駐車場に車を停めて降りてみると……一面に湖の風景が広がります。
そして、この日は白鳥を結構近くから見ることができました(しかも2羽!)。
その他たくさんの野鳥もいましたよ!
こちらの公園にはトイレもありました。ドライブの休憩にも利用できますね。
神西親水公園内にある「野鳥観察舎」は現在立ち入り禁止
私たちが行った日は(2024.2時点)現在使用できないためここから鳥の観察はできませんでした。
「残念だなぁ」と思ったそこのあなた! 観察できる場所がもう一つあるので後ほどその紹介もしますね!
湖を眺めつつ散歩もできる
湖の周りを歩けるように遊歩道がありました。
左右に道はあり、今回は右手に進んでみました(もう一つの展望台に行くためです)。
高いところから眺めるにはこちら! 神西湖水鳥観察棟へ
冒頭にもう一つ観察できる場所があるとご紹介しましたが……それがこちらの「神西湖水鳥観察棟」になります。
展望台のようになっていて、湖全体の景色を眺められます!
そして、ぐるっと一周回れるようになっており、湖の風景と反対側の9号線側も見ることができます。
棟内には、『神西湖の野鳥』の一覧表が貼ってありまして……
・留鳥
・冬鳥
・旅鳥
・夏鳥
と全部で45種類の鳥の紹介がありました。
こんなにたくさんの野鳥が来ているのか!
と驚きもあったのですが、よく紹介文を見てみると、旅鳥がすごいのです!
彼らは、北極圏で繁殖し、春と秋に日本に寄り、冬にはオーストラリアや中国東南部、東南アジアなどに渡るとのこと。
旅鳥、つまり渡り鳥ってそんなに移動するのだな、と改めて鳥の凄さを勉強させられました。
鳥って、パスポートも飛行機や船がなくても海外旅行に行けるのだな、自由で強いなぁと感じました(大人になって改めて学びましたよ)。
※神西湖水鳥観察棟は、8時〜17時までの間のみ入れます!
ここからまた少しぐるっと回って歩くと、最初の神西親水公園に戻ってこられます。
公園からスタートして観察棟で景色を眺めて、30分くらいの散歩コースになりましたよ。
ちなみに、公園から観察棟まではゆっくり湖の景色を眺めつつ歩いて、10分くらいで到着しました。
夕日も綺麗!
昼間の風景はもちろん美しいですが、夕日が沈む時間帯も絶景です! この景色が今回一番感動しました。
太陽の光が湖に映りとても綺麗な景色を眺めることができます。
神西湖には小さな島になっている部分があり、鳥居が建っています。湖に浮かぶ鳥居と夕日をあわせた景色が、またより一層神秘的に感じました。
その周りを鳥たちが泳いでいる様子、飛び立っていく姿も見ることが出来てとても良い時間を過ごせました。
個人的に、何か悩んでいて今日はもう何も考えたくない気分の時など、ここに来るとス〜〜〜〜っと流してくれて、明日からもまた頑張ろう! とスッキリできる場所だな……と(※HAPPYな気持ちの時にも、もちろん来たい場所です♪)。
この景色、たくさんの方に見てもらいたいな~と思いました。
- 住所
- 住所
- 島根県出雲市神西沖町
- 駐車場
- 駐車場
- あり