出雲大社神門通りの「 手ぬぐい・風呂敷専門店 いわいやむすび 」
神在月で賑わう出雲大社神門通り
10月末から11月、神在月を迎えた出雲大社へご参拝される方も多いのではないのでしょうか。
10月の連休くらいから出雲大社や稲佐の浜は多くの参拝客で賑わっています。
それぞれの想いを胸に参拝した後は、やはり美味しいお食事やお土産を探す楽しい時間ですね。
出雲大社の勢溜から南へ続く通りは大正4年に出雲大社神門通りの大鳥居が建立され、同年に「神門通り 」と命名されました。しかし車社会の到来、国鉄大社線の廃線などで参拝者の動線が変わったことで賑わいが失われ、空き店舗が目立つようになっていました。
今の神門通りの姿からは想像もできないくらい閑散としていた時期がありましたが、平成の大遷宮を機にかつての活気を取り戻そうと商店街の有志や地域住民が中心となり、現在の神門通りの賑わいが復活しました。
参拝者だけではなく神門通りで定期的に行われる朝市や様々なイベントは地元の人たちも気軽に楽しめる場所になっています。
そんな中で私が参拝した時に必ず立ち寄るお店の一つ「 いわいやむすび 」さんをご紹介します。
「 大切に長く使える 」をテーマにした手ぬぐい・風呂敷専門店
「 いわいやむすび 」さんは、昭和元年神門通りにて呉服屋を創業、代々接客販売業を営み、現在の社長で四代目となる会社。
代々販売するものが、呉服、下駄、仕立て屋、婦人服と変わっているのが面白く、売るものは変遷があるものの、お客様に喜んでいただく思いを代々大切に引き継いできたそうです。
( こちらのお店に足を運ぶきっかけになったのも社長の物腰の柔らかい、優しい人柄に惹かれてだったので納得です。)
先祖代々生地を扱うことが多く生地にはこだわりがあり、また上質な生地を扱っていたことから、近年のファストファッションの流行で洋服が直ぐに捨てられてしまうことや質の悪い生地で作られた洋服が増えたことに疑問を感じ、質の良い生地を使った、長く大切にしたいもの…ということを考えた結果、祖父が仕立て屋をしていた神門通りにある店舗を改装して2018年11月に「 手ぬぐい・風呂敷専門店 」をオープンしたとのこと。
もうすぐ5周年を迎えます♪
手ぬぐいを使ってみると、肌触りが良く、吸水性抜群なのに洗ってもすぐに乾く(しかもアイロン不要)コンパクトに持ち運べて、出掛けた先で日差しが強いときは日焼け防止に首に巻いたり…手放せなくなります。
おばあちゃんが良く手ぬぐいを使ってたのは、これだったのか!と気付きました。
色々な用途で楽しめるアイテム
店内には手ぬぐいや風呂敷を実際に使ったアイデアが沢山ディスプレイされていて、意外な使い方にワクワクします♡
風呂敷もお弁当を包むサイズから大判なものまで様々♪
季節に合わせた柄を使うのも楽しみの一つです。
使いやすさの中にある「用」と「美」
今年の秋用に購入したのは犬猫の柄の他に、煙草入れの柄が目を引いた渋めの手ぬぐいも。
煙草入れの手ぬぐいの説明に「 昔の方の道具へのこだわりは「用」と「美」の両方を兼ね揃えたもの 」とありました。今は煙草入れを目にする機会はあまりありませんが、手ぬぐいは奈良時代頃から使われていたともいわれているのにまだまだ現役で活躍中!
現在も愛用者が多い手ぬぐいや風呂敷はまさに「用」と「美」そして長く使い続けられる「質」を兼ね揃えたアイテムですね。
いわいやむすびさん限定の可愛い絵柄の手ぬぐいもあるので、ご自身の旅の思い出やお土産にもおすすめです。松江城や出雲そば、一畑電車の柄があります。
柄をよく見たいときは広げて見せていただけるので、お気に入りの一枚を探してみてはいかがでしょうか♡
- 住所
- 住所
- 島根県出雲市大社町杵築南860-7
- 営業時間
- 営業時間
- 平日 10:00~17:00 土日祝 9:00~17:00
- 定休日
- 定休日
- 不定休(年内休まず営業予定)
- 電話番号
- 電話番号
- 070-8939-8661
- 公式サイト
- 公式サイト
- https://www.instagram.com/iwaiya.musubi
- 駐車場
- 駐車場
- なし